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転職活動で必要となる書類の一つに職務経歴書があります。職務経歴書は、自分がこれまでに携わってきた職務経験(仕事内容)や役割、身につけてきた資格・スキルなどを記載するもので、応募する企業に自分をアピールすることができます。
しかし、職務経歴書には決められたフォーマットがあるわけではないため、いざ職務経歴書を作成しようと思っても「何を書いたらよいか分からない…」と難しく感じる方も多いかもしれません。
そこで今回は、現在、転職を考えている方に向けて、職務経歴書の基本的な書き方と好印象につながるコツについてお伝えします。
まずは、そもそも職務経歴書にどのような内容を盛り込んで作成すればよいか確認していきましょう。
職務要約は職務経歴書の始めに記載する内容で、これまでの職歴の要点となります。
書き方については後述しますが、職歴の要点ですので短い文章で簡潔な内容でまとめます。
職務経歴書のメインとなる部分で、経験してきた職務の詳細について記載します。
新卒で入社した時から現在に至るまでの職務内容について、企業毎に配属・異動・昇進などの節目をポイントにまとめます。
採用担当者に印象を持ってもらうための大切な項目です。
職務経歴だけでは伝え切ることができない自分の強みや仕事上での工夫や心掛けているなど、注目してほしい点を伝えます。
応募先の企業で活かせる自身の経験や知識、スキルを記載します。
こちらも企業へアピールできるポイントとなりますので、業務と関連する知識やスキルがある場合には必ず記載するようにしましょう。
志望動機に関しては基本的に履歴書に記載しますので、職務経歴書に改めて書く必要はありません。
しかし、提出する履歴書に志望動機欄がない場合や履歴書に書ききることができなかった内容がある場合には簡潔に記載するのもよいでしょう。
以上、経歴書の内容をいくつか挙げましたが、あくまでも職務経歴書に最低限盛り込むべき内容です。
冒頭でもお伝えしたように、企業側から指定がない限り職務経歴書には決められたフォーマットはありませんので自分で考えて作成する必要があります。
「自分で考える」と思うとハードルが高く感じられるかもしれませんが、アピールしたいポイントを企業へ伝えるチャンスと捉えることもできますので、職務経歴書はアピールの武器となるように作成していきましょう。
それでは職務経歴書の基本的な書き方についてお伝えします。
職務要約は200~300文字、3~5行程度を目安にまとめます。あくまでも要約ですので簡潔にまとめることが求められますが、職務経歴書の中で採用担当者が最初に目にする部分ですので、この先の内容まで読んでもらえるように経歴の強みを端的に記載することが大切です。具体的な数字や成績を入れることもポイントとなります。
職務経歴の書き方には、「編年体式」「キャリア式(業務単位で区切って記載)」の2種類があります。一般的に使用されるのは編年体式で、時系列に沿って職務経歴を記載します。初めて転職をする方や職務経験の年数が短い方などに向いている書き方です。
逆編年体式という書き方もありますが、これは現在から過去へ遡って記載する書き方となります。直近のキャリアが応募先企業の業務内容に類似していてアピールしたい場合や経歴が多い場合など、現在の経験に注目してほしい時に有効です。
職務経歴に記載するのは「在職期間」「勤務先詳細」「所属部署」「担当」「職務内容」「実績」が主な内容となります。勤務先詳細については、企業名(「株式会社」などを省略せず、正式名称)、事業内容、年商、従業員数、設立年、所在地などを入れます。
職務内容や実績についてはできるだけ具体的に記載することでアピールにつなげることができます。
実際に経験した職務上のエピソードなど、具体例を用いながら自分の強みや得意なことなど、アピールしたい内容を記載します。
まずは何を自己PRとして伝えるのかアピールポイントを探して、それを裏付けるエピソードや成果をまとめていきます。
自己PRの文章構成としては「結論」⇒「PR内容の根拠となるエピソード」⇒「自分のPRポイントを入社後、どのように活かして貢献したいのか」という形で記載します。自己PRは自分のことを直接的にアピールできる項目ではありますが、情報を入れすぎてしまったり、長文になってしまうと読みにくくなってしまいアピールポイントが伝わりづらくなります。
改行や一文を簡潔にすることを意識しながら、読みやすくなるように意識することが大切です。
経験や知識、スキルは応募先企業で活かすことができるものをピックアップして記載します。あれもこれもと記載してしまうと「自分の強みを把握できていない」と感じられてしまう可能性もあり逆効果となります。そのため、経験やスキルに優先順位をつけて貢献できそうな内容を書きましょう。目安としては、3~5つ程度に絞るとよいでしょう。
なお、資格に関しては資格名と合わせて取得年月日も記載するようにして、取得が新しいものから並べて書いていきます。
最後に、好印象につながる職務経歴書を書くためにどのような点を意識して作成すればよいか簡単にお伝えします。
絶対に2枚で仕上げなければならないわけではありませんが、3枚以上になってしまうと分量が多くなってしまい読み手が負担に感じてしまうかもしれません。1枚でまとめると簡潔で読みやすいイメージもありますが、伝えたいことを十分に記載できないこともありますし、1枚に収めようとしてごちゃごちゃしてしまうことも。そのため職務経歴書の目安としてはA4で2枚に仕上げるとよいでしょう。
主に自己PRや経験・知識・スキルを書く際に当てはまる点ですが、応募先企業の求人内容に合わせて仕上げることもポイントです。アピールしたいことをそのまま記載するのではなく、求人内容(「求める人材」や「求める経験・スキル」など)に合わせて表現することで採用担当者に自分が働いているイメージを持ちやすくなり「求めている人材」と感じてもらえるようになるでしょう。
どんなに内容が充実していたとしても、職務経歴書を一目で見た時にレイアウトが崩れていたり、見出しや改行がないと読みにくくなります。内容や文章量によっても異なりますが、必要に応じて改行や箇条書きなども用いながら見た目も分かりやすいように整える必要があります。そうすることで採用担当者が欲しい情報も職務経歴書内から把握することができますし、自分が伝えたいことがしっかり伝わるようになります。
今回は、職務経歴書について盛り込むべき内容と基本的な書き方、そして好印象につなげるためにできることをお伝えしました。応募する企業から指定がない限り、職務経歴書のフォーマットは自由ですので、まずは今回お伝えした最低限の項目を設けて作成してみましょう。
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