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『フリーランス 4つのタイプ』では、フリーランスのタイプによって異なる働き方の特徴をご説明しましたが、自分がどのタイプに当てはまるか分析できたでしょうか?
生活スタイルによっては一つのタイプを続けていくほうが良い場合もありますが、フリーランスとして成功していくためには、どのように進んでいけばいいのか考えていきましょう。
■「副業」「複業」の進め方と切り替えのタイミング
フリーランスを志す理由は人それぞれですが、何の経験もないまま独立をしようとしても実現は難しいですよね。会社勤め、もしくは個人で活動しながらステップアップをしていくことが一般的な独立のプロセスとされています。『フリーランス 4つのタイプ』の記事内で、「副業」と「複業」という言葉が出てきていますが、この二つの違いはお分かりでしょうか?
簡単にまとめると、「副業」は本業を持ちつつ、不足した収入や身につけたいスキルをプラスするために空いた時間で補うスタイル。「複業」では複数の仕事を担うスタイルとなっており、「どの仕事が副業に該当するか」というわけではなく「どの仕事も本業」という形になります。
フリーランスとしての収入は最初は0円からのスタートなので、ほとんどの人が副業として始めます。軌道に乗り、ある程度まとまった収入を得ることができるようになってきた後で、複業と見なすか否かの判断をしていきましょう。かけている時間と得ている収入が本業と比較してどの程度の差があるのかを考え、差が縮まってきているもしくは同等であれば複業として捉えて良いでしょう。いつまでも副業として考えているとフリーランスとしての収入は伸びません。
もう一点、併せて考えていきたいことは「どの程度時間をかけていけるか」です。
本業の仕事に何時間充てていて、残った何時間を副業に割けるのか。1日の時間は限られているので、本業が融通の利きにくい勤務形態や拘束時間が長い場合は、なかなか両立できず心身ともに疲れて途中で副業を辞めてしまうこともあるでしょう。
副業から複業へ切り替える、あるいは複業から本業を手放しフリーランス一本で進んでいく決断をするには、タイミングと時間・作業量の配分計算が重要です。
■フリーランスの成功へのプロセス
前述の内容を踏まえると、4つのタイプでは「副業系すきまワーカー」→「複業系パラレルワーカー」→「自由業系フリーワーカー」→「自由業系独立ワーカー」の流れで進めていくことをオススメします。
自由業系フリーワーカーはどちらかというとライフワークバランスを重要視しているので、稀少な優れたスキルを持っている場合は、本業の合間でも収入が発生するように構築したほうが、生活スタイルを崩さずに収入アップへ繋がる可能性もあります。複業系パラレルワーカー後の選択肢として考えるといいかもしれませんね。
自由業系独立ワーカーを目指していくと収入面、仕事内容の飛躍が見込めるので、フリーランスとして最終的に成功をするには目標をもって計画的に進めていきましょう。
■まとめ
今回はフリーランス一本で生計が立てられることを、“フリーランスとしての成功”としてお話しました。まずは副業として始めて、その後で働き方をどう変えていくかを判断していきましょう。
IT業界のトレンドやフリーランスの市場は勢いがあり、今後も大きく伸びていくと考えられますが、同様に流行り廃りや必要とされるスキルなどの移り変わりも早いです。だからこそ業界に取り残されないために習慣的に情報収集をして、社会全体を常に意識しておくことが重要ですね。冷静にベストな判断ができるように知識をつけていきましょう。
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