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何が違う?システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)の役割と市況感

 

IT業界には様々な職業がありますが、その中にシステムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)という職業があります。みなさんも一度は耳にしたことがあるかと思います。しかし、システムエンジニアとプログラマーの違いについて明確に答えられる方は意外と少ないのではないでしょうか。また、「システムエンジニアとプログラマーは名前が違うだけで同じ職業」と思っている方もいることでしょう。今回は、システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)の職業について、その役割の違いをお伝えします。

 

 

 ・システムエンジニアとプログラマーはどんな職業?

 

まずは、システムエンジニアとプログラマーがどのような職業なのか確認します。

 

■システムエンジニア(SE)

クライアントの要望を確認して、その要望に従いシステムの要件分析・要件定義・設計・プログラミング・保守運用などを行うのがシステムエンジニアです。一言で言えばプログラムの設計をする仕事になります。設計にも種類があり、どのようにシステムを構成するか、機能の仕様などを決める基本設計と、基本設計をもとにしてプログラミングに必要となる詳しい設計を行う詳細設計があります。システム設計の仕事が中心で、設計書をもとにプログラマーへ指示を出すところもシステムエンジニアの仕事ですが、自らがプログラミングを行うこともあります。

 

 

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■プログラマー(PG)

システムエンジニアが作成した設計図をもとにしてプログラミングを行いエンジニアの構想を形にしていくのがプログラマーです。開発に欠かすことができない存在と言えます。また、コーティングしたプログラムが正常に動作するか試験を行う仕事も担います。システムエンジニアの設計通りに実現することは単純にも思われますが、設計図内に最低限のことしか書かれていない場合などには設計者の意図なども読み取りながら作業しなければなりませんので、技術力をはじめ、知識や経験も求められる職業です。

 

 

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・システムエンジニアとプログラマーの違い

 

上記で、ステムエンジニアとプログラマーがどのような職業かお伝えしましたが、「そもそもエンジニアとプログラマーは同じでは?」と思っている方もいるかもしれません。しかし、システムエンジニアとプログラマーには様々な違いがあります。ここでは、システムエンジニアとプログラマーにはどのような違いがあるのか見ていきましょう。

 

■SEとPGの違い①:役割

システム開発のフローはざっくり、要件定義・基本設計・詳細設計・実装・テスト・保守運用となります。

フロー中にある「設計」についてですが、先ほども触れたように「基本設計」と「詳細設計」に分かれています。基本設計は、クライアントの要望をまとめた要件定義をもとに、「このようなシステムを作りましょう」とシステムの基本や概要をまとめ、どのような動作をするか(What)を決めるものです。詳細設計は、基本設計で決められた動作をどのように実現するか(How)を決めるものです。システムエンジニアは要件定義や設計部分が中心となりますが、基本的にすべての工程に関わります。

プログラマーは詳細設計から携わるポジションとなり実装とテストを行います。設計内容を形にしていく重要な役割を担っています。

 

 

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■SEとPGの違い②:求められるスキル

システムエンジニアには、プログラミング言語などの技術的な要素だけでなく、クライアントの要望を掴んで、忠実に設計をしていかなければなりません。また、クライアントから抽象的なイメージでの要望が出されることもありますので高いコミュニケーションスキルが必要となります。全体の工程を管理しなければなりませんのでスケジュール管理スキルも求められます。

 

プログラマーにはコミュニケーション能力は必要ないようにも思われますが、システムエンジニアや一緒に作業にあたるプログラマーとのコミュニケーションが必要になることもありますので、最低限のコミュニケーションスキルは必要となります。そして、実装に必要となるプログラミングスキルは必須スキルです。プログラミングの知識はもちろん、その知識をもとに効率よく実装できるように、またバグが発生しないように開発を進めていかなければなりません。

 

 

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■SEとPGの違い③:キャリアパス

プログラマーのキャリアパスとして一般的に多いのは、システムエンジニアになることです。システムエンジニアになるだけでなく、プログラマーを極めてエキスパートプログラマーを目指すこともできますし、高い技術力を武器にフリーランスとしても活躍することもできるでしょう。

システムエンジニアにもマネジメント職に就くというキャリアパスがあります。プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーとしての経験を積みながら、さらにスキルを磨くことで収入アップにもつながる可能性も高まりますし、スキル次第ではコンサルタント職も目指すこともできます。

 

 

・転職してフリーランスSE・PGを目指すなら

 

転職してフリーランスのシステムエンジニア、もしくはプログラマーを目指す場合、どちらを選べばよいか迷うことがあるかもしれません。転職してフリーランスを目指すならこっちがいいと一概に判断することはできませんが、上記でお伝えしたように、システムエンジニアとプログラマーには求められるスキルやキャリアパスの点でも違いがあるため、自分の適性と将来どのような働き方をしたいか考えて検討することが必要と言えます。

 

また、収入に関して見れば厚生労働省が発表した「令和元年賃金構造統計調査」によると、

■システムエンジニア(平均年齢38.8歳)

月給:380,000円

年間ボーナス:1,129,000円

 

■プログラマー(平均年齢33.8歳)

月給:304,4000円

年間ボーナス:605,2000円

となっています(参照:令和元年賃金構造基本統計調査 職種別所定内給与額及び年間賞与額 https://www.naka-h.ibk.ed.jp/?action=common_download_main&upload_id=2390)。

 

年収で考えるとシステムエンジニアが5,689,000円、プログラマーが4,258,000円となっています。

差としては約140万円となりますので、収入面だけで考えればシステムエンジニアを目指せば高収入を見込めるかもしれません。

 

しかし、システムエンジニア、プログラマーのどちらも同じIT業界で活躍する職業ということで将来性の心配はありません。

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が2020年8月に発表した「IT人材白書2020」概要(参照:独立行政法人情報処理推進機構社会基盤センター https://www.ipa.go.jp/files/000085256.pdf)によると、IT人材の過不足感について8割を超える企業が「大幅に不足している」「やや不足している」と回答しています(2019年度調査)。

 

また、dodaが2020年10月15日に発表した転職求人倍率によればIT・通信の技術系職種で6.67倍となっており、高い需要があることが示されています(参照:doda 転職求人倍率レポートhttps://doda.jp/guide/kyujin_bairitsu/)。これを踏まえて考えれば、必要となるスキルに応じて自分の適性を見極めること、そして自分自身の将来を見つめてキャリアアップの観点からシステムエンジニア、もしくはプログラマーを目指しても問題ないと言うことができます。

 

 

・まとめ

今回は、システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)がどのような職業なのか、また、それぞれの違いについてお伝えしました。「エンジニアとプログラマーは同じ」と捉えられてしまうこともありますが、役割や必要となるスキル、キャリアパスなどの点において違いがあります。どちらも同じIT業界で活躍する職業のため、これから転職をしてフリーランスを目指す場合に迷うこともあるかもしれませんので、今回挙げた違いを踏まえて自分の適性を確認することが大切です。また、収入面の違いもありますが、今後のIT業界ではシステムエンジニア、プログラマーともに需要が落ち込む心配はありませんので、将来を見据えて本当に就きたい職種を検討してみましょう。

 

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