フリーランスで活躍できるエンジニアを目指すために、どの開発言語を選ぶかという点で悩む方は多いのではないでしょうか。これからエンジニアになるためにプログラミングを学ぶという方にとっては将来も見据えた上で言語選びする必要があるため、重要なポイントになると言えます。今回の記事では、これまで他記事でご紹介してきた開発言語について『フリーランスエンジニアで活躍するためにおすすめの開発言語』として、まとめた内容をお伝えします。合わせて、フリーランスとして活躍するために習得したいスキルについてもご紹介しますので、ぜひご覧ください。

 

 

・フリーランスエンジニアにおすすめの開発言語とは？

 

フリーランスエンジニアとして活躍するためには、やはり需要のある開発言語を扱えなければなりません。また、現在の需要だけではなく、将来的にも需要が安定している必要があります。

 

ここでは、フリーランスエンジニアを目指す方におすすめの開発言語として5つ取り上げます。

 

■Java

Javaは、「Google三大言語」と呼ばれているGoogleが開発時に用いている言語の一つで、1995年にアメリカのSun Microsystems（サン マイクロシステムズ）社によって開発されました。

20年以上の歴史をもつJavaですが、現在でも人気の高い開発言語で多くの現場で使用されています。業務システム開発の案件やスマホアプリ開発の案件、Web開発、組み込み開発など、案件も多岐にわたり、需要も高くフリーランスエンジニアを目指す方におすすめの開発言語と言うことができます。

 

Javaには次のような特徴があります。

・どんな環境でも使用できる

・オブジェクト指向の言語

・セキュリティ面に優れて処理速度も速い

・情報量があるため正確な開発に向いている

 

関連：スキル＆経験で収入アップ！フリーランスのJavaエンジニア案件

 

■PHP

PHP（PHP：Hypertext Preprocessor）もJavaと同じように20年以上の歴史をもつ開発言語です。

PHPはスクリプト言語であり、プログラミング難易度が低めとなるため比較的習得しやすい開発言語と言われています。世界的にも需要の高い開発言語で、Webサイト作成、ECサイトの構築、SNSの開発など、多くのWebサービスやWebアプリ開発で使われています。PHPの案件数も多い傾向にあり、今後もPHPの需要が低下することは考えにくいです。将来性も安定していると言えることからフリーランスエンジニアを目指す方におすすめの開発言語となります。

 

PHPには次のような特徴があります。

・HTMLの中でコードを動かせる

・サーバーで動作する

・多くのWebサービスで使われている

・習得しやすい

 

関連：未経験からでも大丈夫？フリーランスのPHPエンジニア案件をご紹介

 

■Python

Pythonは1991年に誕生した開発言語です。現在注目されているAI分野（機械学習、ディープラーニングなど）で用いられることが多い言語で、データ分析や統計解析で用いられています。また、ハードウェアなど組み込み系の開発Webサービス、ITシステムなどのアプリケーション開発でも活用されています。Pythonの需要もAI分野の発展に伴い、どんどん高まっています。将来性も十分にあると言えるでしょう。また、国内のPythonエンジニアは少ない状況のため、フリーランスエンジニアとしてPythonを扱えるようになれば活躍できるチャンスの幅は広がっています。

 

Pythonには次のような特徴があります。

・文法がシンプルで分かりやすい

・コードの書きやすさ・読みやすさが重視されている

・インタプリタ型の開発言語で動作確認しやすく、エラー修正しやすい

 

関連：Pythonでフリーランス｜Pythonの特徴と気になる案件の動向

 

■C#

C#言語は、Microsoftによって開発された言語です。15年以上の歴史があり、人気の高い開発言語となっています。Webサービスの開発やスマートフォンアプリの開発、デスクトップアプリ開発などが可能です。言語として若干複雑な傾向にありますが、ソーシャルゲームやVRなど、今後が期待されている分野でも活用されていることから開発案件は増加傾向にあります。そのため、C#のフリーランス案件もこれまで以上に増えていくと見込まれますので、需要がなくなる可能性は低く、フリーランスエンジニアにおすすめの開発言語と言えるでしょう。

 

C#言語には次のような特徴があります。

・Windows以外の環境（iPhoneやAndroidなど）で動くものも作れる

・オブジェクト指向言語でJavaに似ている

・MicrosoftやWindowsと相性が良い

・金融機関や官公庁などの社会インフラでも使用される

 

関連：C#のフリーランス案件｜C#言語の特徴や気になる今後の動向について

 

■C言語

C言語は、1972年に誕生した開発言語でアメリカのAT＆T社ベル研究所で開発されました。40年以上経っている歴史のある言語で高い人気があります。C言語の前身は“B言語”と呼ばれていて、OS上で動作するユーティリティを作成する役割を担っていました。しかし、B言語には動作が遅いという課題があったため、その課題を解決することを目的としてC言語が開発されました。C言語でできることは、OSの開発、基幹系システムの開発、組み込みソフトの開発、ソフトウェアの開発、IoT/Aiの開発など幅広くあります。現在の需要も高く、求人案件も安定していること、C言語のエンジニアの人材不足にある現状から将来性もあると言えます。

 

C言語には次のような特徴があります。

・コンパイラ言語で実行速度が速い

・手続き型の言語で構造がシンプル

・環境依存せず、異なる環境でコンパイルして実行できる

 

関連：C言語のフリーランス案件｜おさえておきたいC言語の基本と将来性

 

上記で挙げたフリーランスエンジニアにおすすめの開発言語は、プログラミング言語の人気指標である『TIOBEプログラミングコミュニティインデックス』で算出された「2021年5月TIOBEインデックス」の上位10位にランクインしているものです

（参照サイト：TIOBE　https://www.tiobe.com/tiobe-index/　2021年5月20日確認）。特に、C言語、Python、Javaは1位～3位となっている人気の言語です。

こちらの開発言語の人気ランキングも言語選びを検討する際の参考にしてみてください。

 

 

・開発言語と合わせて習得したいスキル

 

 

開発言語と合わせて習得したいスキルとして以下が挙げられます。

 

・自己管理能力

・コミュニケーション能力

・上流工程を担当できる

・業界・業務の専門知識がある

・フレームワークの知識がある

 

高い開発言語スキルを習得していたとしても、上記のスキルが不足していることで、

・希望の案件を獲得できない

・単価が安く継続案件につながらない

・フリーランスを続けられなくなる

という懸念点が生じてきます。

このように引き受けてみたいと思う案件があったとしても、スキル不足が理由で応募できない、もし応募できたとしてもクライアントから見送られるケースが考えられます、

特に自己管理能力とコミュニケーション能力は最低限備えていなければならないスキルとなります。

フリーランスエンジニアに必要なスキルについては、こちらを参考にしてみてください。

 

関連：スキル不足を対策！フリーランスエンジニアに必要なスキルとは？

 

 

・フリーランスエンジニアを目指すためには？

 

 

フリーランスエンジニアを目指すためには、いくつか方法が考えられます。

①知り合いから紹介してもらう

②クラウドソーシングサービスの利用

③エージェントサービスの利用

 

知り合いにフリーランスエンジニアを目指している現在の状況を相談して、フリーランス案件を紹介してもらう方法です。エンジニア経験のある知り合いで過去に一緒に働いていた知り合いから案件を紹介してもらえるかもしれません。同じように過去に付き合いのあるクライアントへ相談してみるのもいいでしょう。相談することでフリーランスエンジニアとしての道が開けることもありますので試してみましょう。

 

クラウドソーシングサービスでは、自分で求めている条件に適している案件を見つけ出すことができます。登録されている案件も多いため、納得のいく案件も見つかるかもしれません。

様々な種類の案件と触れる良い機会になりますので一度覗いてみるのもよいでしょう。

 

しかし、これらの方法には

・相談相手がいないと案件を紹介してもらえない

・登録案件が良い内容か、自分には適さない案件なのか判断が難しい

というデメリットもあります。

 

そこで、おすすめしたいのが『エージェントサービスの活用』です。

プロのキャリアカウンセラーが利用者のこれまでの経歴や希望する条件を踏まえて、カウンセリングを行い、利用者に最適な案件を紹介してくれます。

「フリーランスエンジニアを目指したいけど、どうしていいか分からない」という方も多いでしょう。自分だけでは見つけることができなかった案件と出会えるチャンスです。フリーランスエンジニアを目指したいと思っている方は、まずはエージェントサービスを利用してみましょう。

 

 

・最後に

 

今回は、フリーランスエンジニアにおすすめの開発言語と必要なスキルについて、過去の記事を中心にまとめてお伝えしました。各項目に関連記事を挙げていますので、気になった項目については、ぜひ詳細をチェックしてみてください。そして、フリーランスエンジニアとして活躍できるように準備を進めていきましょう。

 

Freetoでは、フリーランスとして活躍したい方のサポート・支援を行っています。プロのコンサルタントがカウンセリングを行い、これまでの経歴や希望する条件などを踏まえてご利用いただく方にとって最適なフリーランス案件をご紹介しています。開発・インフラを問わず、取引実績も豊富にあるため幅広い業界・職種の中からご紹介することが可能です。

 

さまざまな分野での求人案件を「スキル」「こだわり」「ポジション」など、自分が求めているフリーランスとしての条件からを探すことができます。検索から登録まで無料でご利用いただけますのでお気軽にサービスを活用いただけるのも特徴です。

 

また、Freetoでは無料の個別相談会も実施しています。

 

自分だけでは見つけることができなかった好条件の案件を紹介してもらえるチャンスです。

 

現在エンジニアとして働いていてフリーランスになりたい方、既にフリーランスだけど自分に合った求人案件を探している方は是非お気軽にご相談ください。

 

理想のキャリアを実現するための一歩目を、あなただけの専任コンサルタントと一緒に踏み出してみませんか？