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30代ITエンジニア、フリーランスになるには

ジョブチェンジに最適な年齢や、推奨される年齢といったものはありません。しかし、キャリアアップのため30代で将来の方向性を検討する方は多いように思います。
それはITエンジニアも同様ではないでしょうか。
そこで今回は30代でフリーランスへの転身を検討している方が失敗しないために大切なことをご紹介したいと思います。

 

■自分自身と市場感を理解しよう

事前準備として大切なのは、ずばり自分自身を理解しておくことです。言い方をすれば自己分析が勝敗を決めます。
自己分析と言われると自分の性格や趣味嗜好について気にされる方もいるかもしれません。たしかにそれらの要素もチェックされますが、30代にもなるとポテンシャルではなく実績ベースでオファーを出すかどうか判断されます。
つまりキャリアやそのその中でどのようなスキルを身に付けてきたのかが重要です。今まで積み重ねてきた経験を整理しどのようなスキルを持ち、なにができる人間なのかを明確にしておくとよいでしょう。
「どうしてフリーランスになりたいか」といった動機から考える方が多いですが、これは自身の現状について理解してからです。
なぜ自身の現状の確認から入るかと言うと、自分のキャリアが見えてくると自分の市場価値が見えてくるからです。

 

■自己分析をするべき理由

フリーランスに転身したあとは自身で案件の受注に動くことになります。自分の働く条件や環境は自ら選択ができますが、やはりビジネスなので理想だけでは失敗をしてしまう可能性もあります。そのため、市場感を理解することが重要です。

・ニーズ、業界、想定される給与水準を明確にできる
自分のスキルにニーズがあり、売り込み先となりうる業界、分野、そして想定される給与水準を明確にするのは思っているよりもはるかに大切です。
またITエンジニアは不足しており、売り手市場だと言われていましたがコロナウイルスの影響も有り最近では買い手市場になりつつあります。
そのため以前よりもライバルが増え、スキルや希望報酬額の適正が重要なポイントになっています。

ITエンジニアと言ってもそのスキルは様々です。売り込み先を間違えてしまうとどんなに頑張ってもなかなか仕事が見つからないという事象も発生します。
スキルの分け方には、アプリ系か基盤系かという区分や、システムエンジニアやWebデザイナーなどというものもあり実に様々です。
ひとえにエンジニアといっても幅広いスキルやレベル、側面があるので、見当違いなエントリーや希望条件は時間の無駄になりかねません。

これまでの経験で自分にはどういうスキルがあるかが分かってくると、次はどのようなキャリアを得て、どのようなスキルを身に付けたいかも見えてくるはずなので、自分の技術が一番評価されるのかをよく考えることが成功に繋がります。

・自分の将来を見つめ直せる
今の自分の市場価値を知ることで、目指す自分像、フリーランスを通して実現したい将来像が見えてきますよね。
フリーランスになるからこそ実現したい自分像、というのは独立の理由、動機へと他なりません。
これが、自己分析を通して真に理解しておきたいことなのです。
自己分析をしてくださいと言われて、これまでの経歴を並び立てる方が多いですが、実はそれでは自己分析できたことにはなりません。
自分の市場価値を知ることによって、ある程度の成功の可能性や行く末を推測することに役立ちます。
ただ何となく自己分析をしようとして、自分の内面にだけ目を向けるのではなく、市場感、動機などを踏まえて、見通しを立てたうえでフリーランスへの転身に臨みましょう。

 

■押さえておくべき二つのポイント

自己分析ができたら次は案件の獲得に動きましょう。エージェントを利用することや、繋がりがある人からの紹介、自ら売り込みに行くなど方法は様々ですが、押さえておくべきポイントを説明します。

・実績を数字で“見せる技術”
すでにお伝えした通り、30代の独立で重要なことはポテンシャルではなく、実績ベースです。
一言で実績といっても言葉にする事は難しいかもしれませんが、特に数字で視覚化できるものや、その内容が具体的で誰もがわかりやすいものがオススメです。経歴書の書き方一つで印象も伝わり方も全く変わります。

もちろん日々の業務の実績でも構いません。
Webデザイナーの方であれば、デザインした顧客のサイトのPV数の増加率などで実績が説明できます。
システムエンジニアの方であれば月どれだけの要件定義書作成をこなしたかで自身の実績を表現できるでしょう。
プログラマーの方であれば、いくつの言語を扱えるか、得意とする言語はなにで、どれくらいその言語を扱えるかを示すのが基本になります。
得意言語で、社内の仕様標準化に貢献した経験のある方もいるかもしれません。

いずれにせよ、ただ漠然と「頑張った」「凄かった」ではなく、数字などを使って評価できる形で実績を示すことや自分が関わってきたプロジェクトをどれだけ理解しているか、その中で担当業務をどのように対応してきたのか、などを意識してみましょう。
実際にやってきたこと、できることが書かれていないだけで「できない」と判断されるのはもったいないですよね。なので“見せる技術”も身に着けておくべきです。

・人間性
30代になると、ITスキル以外のところを気にする企業が増えてくるのは確かなことです。
30代であれば職場に後輩がいて、プロジェクトはもちろん普段の業務などで指導したり、ユニットやタスクフォースで中心的役割を担い、後輩やパートナーさんを率いて活躍する人が多いです。

つまり、30代は20代に比べて組織内での役割の拡大し、20代の後輩に対して組織人・社会人としての振る舞いを教えられる程度はできて当たり前、というのが迎える側の企業の本音です。
特に30代も後半になってくると、役職を与えられ管理職やその補佐経験のある方も出てきます。ITスキルの前に社会人としての成熟度を見られている、ということは常に意識しておくべきです。

 

■まとめ

今回は30代ITエンジニアのフリーランスへの転身について見てきました。
いわゆるITエンジニアは総称でしかなく、その中身は様々なので自分の方向性や市場価値をしっかりと理解していきましょう。
キャリアプランについて確かな考えを持ち、新たな仕事への熱意があれば、必ず評価してくれる企業が出てくるはずです。

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