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未経験からフリーランスエンジニアになるために

小学校・中学校でもプログラミング教育が必修化になり、IT業界の発展と共に将来的なエンジニアの増加も想定されています。本稿を読む人のなかにも「エンジニアになりたい」と思う人は多いのではないでしょうか?

エンジニアの増加と合わせて、昨今ではフリーランスとしての働き方も広がってきています。
本稿では、ITエンジニアやIT業界に憧れはあるけれど「未経験からエンジニアになれるのか?」「フリーランスではどうやって仕事を取りにいけばいいのか?」という不安や疑問を解消できるように、エンジニアになる為のステップを解説していきましょう。

 

■未経験からフリーランスになることは可能?

未経験からフリーランスエンジニアになることは不可能ではありませんが、厳しい道のりではあります。
ただ楽をしてなれるものではなく、安定した収入を得て生活が充実するレベルまでを目指すのであれば努力が必要です。自己研鑽を怠らないこと、自発的に学習する意欲を持つこと、多少厳しい条件だとしてもめげずに継続することなどが重要です。
なぜかというと、仕事を獲得するうえでフリーランスエンジニアは実務経験が評価に大きく影響します。
エンジニアとして働いてきた実務経験の年数や、実際にどのような作業をし、具体的にどのような成果を出したかという部分が、フリーランスになった後で獲得できる仕事内容や数に影響してくるということを理解しておくといいでしょう。
実力や経験が収入に直結すると考えると、最初は案件を増やすことにや単価の交渉に苦戦するかもしれませんが、数や経験を積めば積むほど希望に見合った条件の仕事に携わることができます。
未経験からスタートする場合、まずはエンジニアとしての技術を身につけることから始まるので、長い道のりのように感じますが目標を立てて計画的に進めていきましょう。
 

■フリーランスエンジニアになるためのステップ

フリーランスエンジニアになるために必要なステップは、「スキルを身につける」「エンジニアの経験を積む」「フリーランスに転向する」という3段階です。
スキルを身につけるためにはエンジニア育成の専門学校やプログラミングを学べる民間スクールに通うのが一般的です。最近ではSNSやネット上でもエンジニアを志望する初心者向けの情報が豊富にあり、スクールに通わなくても自己学習ができるので色々試して自分に合う形で学んでいくことをおすすめします。
「エンジニアの経験を積む」。ここがとても重要です。エンジニアの働き方はさまざまで、「商流」と呼ばれる仕事の流れがあります。
自社サービスを持っている企業→元請企業→下請企業→孫請企業の順に業務分配されていきます。自社サービスを持っている企業に近い元請企業はレベルの高い仕事を頼まれることもありますが、下請企業・孫請企業は簡易的な業務が多い傾向にあります。
そのため、IT企業ならどこでもいいというわけではなく、「どの企業の仕事に携われるか」というところを意識して仕事をする企業を選択をしていくことが必要です。
また、正社員として企業に就職することも一つの手段です。社員の場合は教育体制が整っていたり先輩社員のフォローのもと安心感のある環境で働くことができます。未経験でいきなりフリーランスになるのではなく、一度就職や転職をするほうがフリーランスの近道といえるかもしれません。

 

 

■まとめ

未経験でフリーランスエンジニアを目指すのは簡単ではありませんが、決して不可能ではありません。「未経験だから……」と諦めるのではなく、なぜ厳しいのかという理由をきちんと知り、フリーランスになるためのステップを理解することが大切になってきます。何も理解しないまま時間を費やすだけにしないように、努力のやり方やゴールの設定をして、しっかりとプランを立てて取り組みましょう。

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